夜はこれから (亀井と斉藤)

★寝る前にパッと浮かんだ亀斉ショート。会話のみなので本当に短いです＾＾；PCで直接
書いたの久しぶりだな～。林檎の中の亀斉ブームは密かに続行中だったりします(笑)。








◆


「なーなー亀ちゃん」
「なに？」
「まだ寝ねぇの？」
「んー、もうちょっと」
「てか、さっきから何してんの？」
「×月から新しく○○法が施行されるだろ？その為の勉強」
「はぁー、真面目だねぇ。さすが、デキる男は違うね」
「何言ってんの。お前だって覚えなきゃ駄目だろ。そうだ、一緒に勉強する？」
「やぁだ。家は寛ぐ為にあんの。夜は寝る為の時間なの。勉強は学生のする事なの」
「・・・そういうのは学生時代、勉学に打ち込んだヤツが言う台詞だよ」
「とにかく、俺はやんない。×月なんて、まだまだ先じゃん。
　俺は、明日やれる事は今日やんない主義なの」
「あそ。じゃあ先に寝てていいよ。電気眩しいなら消して。手元のライト点けるから」
「・・・整いましたぁ！！」
「はぁ？」
「亀ちゃんと掛けまして、夜の東京と解きます！！」
「・・・？」
「ほら！“その心は？”って言って！」
「え？ああ・・・その心は？」
「『どちらも、眠らないでしょう』」
「・・・」
「どう？どうよ？俺の謎掛け」
「・・・微妙」
「え？嘘、上手くない？！ね○っち並みじゃね？！座布団モノでしょ！？」
「その程度じゃ、座布団はあげらんないなぁ。笑○への道は遠いね」
「マジかよ！厳しいなぁ」
「まぁ、日々精進する事だね」
「なんだよー、じゃあ亀ちゃんもやってみろよ」
「えー？」
「ほら、早く早く」
「一緒にテスト勉強してて結局先に飽きて邪魔する奴、高校の時居たなぁ。お前みたいに」
「いいからいいから」
「えー？そんな急に振られたって浮かばないよ・・・あ、」
「お、整った？」
「・・・ライブ前の客電と掛けまして、今夜の俺達と説きます」
「その心は？？」
「　『明かりが消えてからが、いよいよ本番でしょう』　」
「・・・」
「―――どう？だからもうちょい待ってて」
「・・・亀ちゃんのスケベ」
「ふふ。今頃気付いたか」
「あーもー！！寝らんねぇじゃん！！」
「だから、寝かせないってば」
「んだよ、もー！！」
「なに、嫌だった？なら、寝ちゃってもいいよ」
「寝ねぇよっ！！待ってる！！」
「あはは。お前、やっぱり可愛いのな」




(了)