★チャットの参加ご表明の拍手、本当に有り難うございます！！
もうこうなったら調子に乗って２週連続でやっちゃおうかな＞＜！ワクワク！！
あとバトン受け取って下さった方々も有り難うございます！皆さんの回答が楽しみです！
★榎鳥が絶賛煮詰まり中です。クッ・・・守彦・・・！！私に力が無いばっかりに・・・！！
気分転換に郷斉やら益寅の話をつらつら考えています。暑くなったし花火とか夏祭りとか
そういう季節的なモノを書きたいな～と思ってた時に、何か納涼というか怖い話的なモノを
書いたら面白いんじゃないかと思って、そしたら突然パッと頭の中に
【自分の恋人である郡治が後輩・斉藤と浮気をしている事を知った青木が、復讐の鬼と化し
郡治を風呂場でバラバラに切り刻んだ挙げ句、３日ほど鍋でコトコト煮込んでカレーを作り、
呼び出した(何も知らない)斉藤に食わせて「ねぇ、美味しい？」と天使のようにニッコリ微笑う】
・・・という、アダ○スファミリーのような、R子さんしか喜ばないオカルトな話が浮かびましたｗ
【カーニバル】
咀嚼した肉は噛み切れず、血抜きが不完全な為に舌の上に不快な鉄の味が残った。
「青木さん、これ・・・何の肉なんですか・・・？」
「どうして？もしかして口に合わない？」
「いえ、その・・・」
後輩の青年は僕の手前、言葉を濁しながら口内で持て余した肉を大量の水で流し込んだ。
「これはねぇ、斉藤君の好きなもので作ったんだよ。喜んでくれると思ったんだけど」
「俺の・・・好きな物ッスか」
「うん。そう。君のとっても好きなもの」
「俺・・・青木さんの前で好物の話とかした事ありましたっけ・・・？」
後輩は段々と、この空間の異様さに気付き始めている。
宙に浮いたままのスプーンがカタカタと震えているのが目に入った。
・・・しかし、だから何だと云うのだ。
「一蓮托生」
「え・・・？」
そう呟いた僕の声を聞き返した後輩は、果たして僕の独り言が聞き取れなかったのか
はたまた、その言葉の意味そのものが分らなかったのか、僕には分らなかったが。
(君にその言葉の意味を教えてくれる男はね、もう居ないんだよ。残念だけどね)
だって“それ”はもう、君の血肉と化してしまったので。
僕は浴室の方をチラリと振り返り、そして安堵に似た気持ちでほぅ、と息を吐く。
(嗚呼、今日は黒い服を着ていて正解だったな)
彼が最後の一口を嚥下した瞬間がカーテンコールだろう。
拍手を送る観客が誰も居ない寂しい終劇ではあるけれども。
緞帳は自らの手で下ろさねばなるまい。潮時、という言葉が頭をよぎった。
「斉藤君、あのね」
砂を噛むような表情で咀嚼を繰り返している後輩に、僕は最後の台詞を読み上げる。
「それ、食べ終わったら、お風呂掃除・・・手伝ってくれない？」
「風呂掃除・・・ッスか」
「そう。色々あってちょっと汚れちゃったから。２人でやった方が早いと思うし」
「分りました」
それと・・・、と後輩が蒼ざめてしまった唇を開く。
「ついでに・・・流しも掃除した方が良いんじゃないッスか」
「流し・・・？」
「ええ。だって、」
血まみれですもん。どこもかしこも。
そう言って後輩は口角を無理やり吊り上げる。笑おうとしているのかも知れない。
彼は憐憫と同情を多分に含んだ口調で僕に語り掛ける。
「・・・呉越同舟ッスね、俺達」
違いますか、青木さん。
―――ああもう、そんなアドリブ必要ないってば。
(了)
◆
・・・何と云う自己満足(汗)。さて、この中で一番悪いのは誰でしょう。
①二股かけてたG氏
②意外と難しい言葉を知っていたS藤くん
③不味いカレーを作ってしまったA木さま
正解者の中から抽選で１名様に、このサイトの「１日運営権」をプレゼント致します。
当選者の発表は商品(パスワード)の発送をもって代えさせて頂きます。
・・・冗談です。何もかもが(笑)。とりあえず郷斉カテゴリーに放り込んでおきますｗｗ
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